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【認定講師】体を上手に使うということ~心と思考を育む~

 

マスター認定講師の段上有紀です。

 

 

一人ひとりの持っている輝きを引き出すサポートとして、

【心と体を整えるアートセラピー】と、

【免疫力&思考力アップのウォーキング】で

広島県尾道を中心に活動をさせていただいています。

 

 

アート活動を通して年間1000人以上の子どもたちと関わっている中で、

「自分の身体を上手に使えていないな」

と感じる子がとても多いです。

 

 

本日は体の使い方と心と思考のことについてお伝えしていきます。

 

 

 

 

私の主な仕事の現場は福祉教育施設で、社会全体的にも今現在、

偏った成長の在り方をしている人は多いと思います。

 

 

その理由の一つとして、極度な運動不足があげられています。

 

 

10年ほど前にでさえ、

「雑巾がしぼれない子が結構多い」

「転んでも手が出ないで顔を怪我する」

と保育士さんが嘆かれていました。

 

 

そもそも雑巾(ふきん)が絞るを体験する機会も

少なくなっているのかもしれませんし、

 

 

おもいっきり走り回ったり

ボールを投げたり

斜面のぼり、滑りなどをする

 

 

こと自体も日常に当たり前には行わない活動に

なっているように思います。

 

 

実際、小学校に入学する前までの保育や教育の中では、

五感を使う活動は重要視されていて、

 

 

体を使った体験をさせてもらっていますが、

小学校入学した途端に、

ぐっと五感を使って運動する機会も減っているのが現状。

 

 

 

 

 

2019年に小中学生の体力テストの結果をスポーツ庁が発表していますが、

著しい体力と運動能力の低下が懸念されていました。

 

 

幼児期は動作コオーディネーション能力がとても重要とされています。

 

 

この動作コオーディネーションとは

 

「状況を五感で察知し、

それを頭で判断し

具体的に筋肉を動かす過程をスムーズに行う能力」

 

です。

 

 

例えば、ボールが目の前に飛んできたから、手でキャッチするとか

ぶつかりそうになったからよける

転びそうになったので手を地面に着く

なども、この能力を使って行われていることです。

 

 

創作活動の中でも、ハサミ、金槌、カッターナイフなどの身体全体の使い方を見ていても

それが、十分に養わる機会が足りていない子がたくさんいるのだろうなと日々感じています。

 

 

この動作コーディネーション能力をつけていこうとする時、

特別な運動があるわけではなく、

実は日常でも簡単にできる運動あそびもたくさんあります。

 

 

もちろん、大人や、すでに何か運動しているという方も取り入れることで、

自分の身体をさら上手に使えるようになり、運動能力だけでなく、

【判断力】【思考力】【実行力】がアップするのが、

この動作コーディネーションの力。

 

 

まず、簡単に取り入れられるものを3つだけご紹介しますね。

 

 

 

その①お手玉エクササイズ・・・・二つのお手玉を両手で上に投げる

 

 

 

その②けんけんぱっエクササイズ・・・・言葉通り片足とびジャンプ

 

 

 

その③ウォーキングエクササイズ・・・・歩きながらタンタンタン♪とリズミカルに手を打つ

 

仕事の合間の気分転換にもなり、リフレッシュできると思います!

 

 

無理なく続けて、自分力アップにつなげてみてください。

 

 

本日もありがとうございました。

 

 

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