\マスター認定講師の段上有紀です!/
一人ひとりの持っている輝きを引き出し、
豊かな歩みへのサポーターとして、
”心と体を整えるアートセラピー”
”免疫力&思考力アップのウォーキング”
で広島県尾道を中心に活動をさせていただいています。
これまで、6~18歳の年代を中心に仕事で関わらせていただいていましたが、
加えて今年度からは70歳代以上の方たちとも定期的に関わらせていただいています。
そんな日々の仕事の中で、あらためて考えた「環境」の重要性についてお伝えしたいと思います。
まず、子ども達の「感情」や「性格」を育成していくのに、とても重要なこととして2つ挙げられます。
身体を使うこと
五感で感じた体験
この2つが多いほど、脳神経の発達も促され、感情や性格が作られていく基礎にもなるといわれています。
このコロナ禍の3年間の環境で、運動時間が極度に少なくなり、マスク越しでのコミュニケーション、またはオンラインでの時間が多くなったことで、五感を使って感情を受け取る機会が確実に減少していますよね。
そんな環境で過ごした「脳」はどのように発達するのだろうか?と不安にも感じてしまうからこそ、
今、この2つ
身体を使うこと
五感で感じた体験
は、本当に必須なことだと思います。
このことに関係して、高齢者施設で、あらためて思ったことがあります。
シールはりや、色鉛筆を使った小さな制作や、お手玉とわらべうたを用いたエクササイズを取り入れ始めて、数か月経った今、活動がスムーズになってきましたが、最初は、
「うまく手が動かない」とか
「どうしたらいいのかわからない」とか
「うまくできないから、したくない」という姿がありました。
しかし、
「忘れてしまっている」けど「これまでの経験」があるというところが高齢者です。
経験があるので、体を動かしていくうちに
よみがえってこられるようです。
「昔は、お手玉も2つ3つ同時に投げて遊んでたのよ~」
「久しぶりに、こんなことやったけど、面白いなぁ」
と、会話も弾んできます。
私も含めてですが、昭和生まれの人たちは、(中には大正生まれの方もいらっしゃいます)、今のように、携帯(スマホ)やインターネットサービスは普及していないですし、家電製品なども限られていた中で生活されてきているので、当たり前に
自ら身体を使うという体験ばかりされています。コミュニケーションの取り方も、
五感をフル活動させて体験されています。
これまでの体験を持たれているから、身体を使った活動をすることによって、また活力が湧いてこられるように感じました。
こんな時代だからこそ、家族みんなで五感を使いながら体験できる機会をたくさん持っていただきたいです。
ウォーキングはお勧めの体験のひとつですよ。
本日もありがとうございました。
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