【公式】一般社団法人日本アスリートウォーキング協会

【防災】地震対策・備えの一つとしてウォーキングを知る

 

こんにちは。運動不足や苦手の方でも、無理なく楽にできるウォーキングメソッド「アスリートウォーキング®」の石部です。

 

今日は【防災とウォーキング】について、この記事がいつの日かのための参考になれば幸いです。
2022年3月16日(水)23時36分ごろ、福島県沖で震度6強の大きな地震がありました。

 

 

【担当講師】
一般社団法人日本アスリートウォーキング協会 代表理事 石部順一
プロフィールはこちら
私自身が学んで実践してきたウォーキングのこと、コーチングのこと、それらを通して起業してきたことをトータル的にサポートする仕事をしています。楽しく豊かで自然の摂理に沿ったライフスタイルを提案しています。45歳を過ぎてからは、俳優・モデルとしても活動中。

 

 

目次〈Contents〉

1.3月16日23時36分 震度6強の地震
2.地震の時にも役立つ安心できるウォーキングライフ

 

 

 

1 3月16日23時36分 震度6強の地震

2022年3月16日23時36分、マグニチュード7.3の地震が起きました。
震源地は福島県沖で深さ60㎞、最大震度は宮城県・福島県で震度6強。
津波の恐れがあるとのニュースが出たので、2011年3月11日の出来事が頭によぎりました。

 

 

そして、この地震の2分前、23時34分にも同様の震度6強の地震が起きていたので、
体感として、とても長時間揺れを感じた方も多かったかもしれません。

 

 

東京に出てきて4年たちますが、今回の地震は今まででも一番大きく感じました。

 

 

2 地震の時にも役立つ安心できるウォーキングライフ

3月16日、私は渋谷でCMモデルの仕事のため、ある撮影現場に入っていました。23時過ぎに撮影が終わり、JR渋谷駅から品川駅まで帰路に向かう予定でした。ところが渋谷駅の出発直前の電車内で大きな揺れを感じ、普通の揺れではないとすぐに感じました。

 

 

夜にもかかわらず、座る席がないくらい人の多いJR渋谷駅。そんな乗客たちは大きな揺れに混乱気味でした。私は、この揺れの大きさでは電車はしばらく動かないと判断し、電話で自宅の家族の安否を確認後、すぐに電車を降り、ホーム天井などの安全を確認し改札から外にでました。

 

 

渋谷駅から最寄りの品川駅まで「歩こう」と判断しました。

 

 

今回の地震では駅と駅の間で電車が止まったり、東北新幹線の一部では脱線し車内に取り残されてる方がいる状況をニュースで見ました。このような災害が起こった際に、絶対にどこが安全かということは言い切れませんが、ただ今回のような震災時に、自分自身の気持ちの落ち着きやゆとりはとても大切だと考えています。そのあとの行動への判断にとても影響を及ぼします

 

 

渋谷から品川までは、5kmほどで、歩いても1時間程度です。これは普段から歩き慣れている私にとっては、とても楽に歩ける距離です。

 

 

このような地震の時、いつも思うことです。

 

 

2時間程(距離にして約10km)歩ける自信があれば、随分と違った考えで、避難など行動の選択が増える、と。

 

 

それと同時に、公共の交通機関が止まっても安心だと捉えることができ、それが適切な判断につながり、行動が生まれます。今回の私のように渋谷駅から品川は5km、十分歩ける距離です。夜中に電車の中で取り残され、いつ動くかわからない状況で待つことも選択肢ですが、歩くことも選択肢の一つとして持つことができます。

 

 

渋谷駅での16日の夜は、その判断で改札外に出たことで、行列ができる前にタクシーに乗ることができ、スムーズに早く品川まで帰れました。

 

 

さらに、自宅の高層階マンションも階段で登りました。地震の時はエレベーターで閉じ込められたというニュースも毎回聞きます。
エレベーターに閉じ込められるより、高層階でも階段で登ればいい、そんな安心からの行動となっています。歩ける足づくり、体力づくも大切ですが、適切な判断をするための落ち着いたメンタル面もとても大切になります。

 

 

2時間歩ける自信があること、高層階でも階段を登れる自信があることで、心理的に落ち着いた行動ができる。もしかしたらそれが命を守る行動になる可能性も十分ございます。家族の元に少しでも早く帰れる可能性もあります。

 

 

「歩けること」はいろんな可能性を秘めています。

 

 

長く歩ける身体づくりは、いつかのための防災グッズを準備するのと同じで、事前に準備する必要があり、今回の地震をきっかけに「防災の一つとして歩ける身体づくり」を、非常時にメンタルマネジメントするためにも、習慣的なウォーキングのススメとして伝えさせて頂きました。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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