今年３月に設立した当協会は、
最初の認定講師が誕生して半年が経ちました。
”親子三代の元気を応援、
日本の大人に元気を取り戻します！”
を理念に掲げ、全国２４名の認定講師が、
各地で３００人以上の方にアスリートウォーキングをお伝えしました。
思えば、私自身が２０年間、日々の生活を充実させるために行ってきた
心拍トレーニング(現アスリートウォーキング)が、このような形での
社会貢献へ繋がるとは思っていませんでした。
１０代の頃、勉強が苦手だった私は、
フィジカルから働きかけて思考を変えるトレーニングが
あると本で読みました。
当時はまだ、その効果は立証されていませんでしたが、
私は疑いなくアスリートウォーキングを続けました。
２０年間も続いたのは、アスリートウォーキングによって
心が晴れやかになり、アイデアが浮かびやすくなったり、
高かった血圧値も平常になったからです。
脂肪燃焼にも効果が高く、太りやすい体質なのに
体重もコントロールできました。
その様な体験から、アスリートウォーキングを万能薬だと感じ
２０年間続けてきました。
２０００年以降、ウォーキングと脳科学、ウォーキングとダイエット、
ウォーキングとメンタルケアなどなど、年々発表されるウォーキングに纏わる科学。
それらに触れるたびに、
私自身が行ってきたアスリートウォーキングこそが、
それであると確信しました。
心、体、脳(思考)のトータルマネジメントが可能だからです！
今年、２０１５年１２月１日から、
企業へ向けたストレスチェック制度の実施義務が、
厚生労働省で決定しました。
その背景には、経営者や従業員のメンタル疾患による
労災件数の急激な増加があります。
アスリートウォーキングはメンタルケアに対し、
最も効果的な予防方法だと確信していたので、
これで社会貢献をしたいという強い思いから、
一般社団法人日本アスリートウォーキング協会を設立いたしました。
ウォーキングという手法によるメンタルケアは、
国内ではあまり知られていません。
しかし、すでに北関東の被災地では、
子供のメンタル疾患を運動プログラムで改善する動きが、
少しずつ広まっています。
全ての人にとって、ウォーキングの習慣が当たり前の社会をつくりたい。
その習慣が、会社の業績すら上げる事実を知ってほしい
経営者が健康で、従業員が健康なら、どれだけ素晴らしい社会になるのか。
生き生きと働く大人達を見て、どれだけの子供が元気になるか。
２０１６年も、多くの方にアスリートウォーキングをお伝えし、
日本の社会に、健康という分野で貢献したいと思っています。
皆様のお陰で、
設立初年度からたくさんの応援を頂くことができました。
心より、感謝を申し上げます。
代表理事 石部順一
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